ストレスチェックとは、心身ともに健康で職務に当たれているかどうかを評価する自己評価項目検査です。
雇用者が労働者に受けさせる義務のある検査で、この自己評価の結果次第では精神疾患の疑いがある、などといった精神的、肉体的な異常を評価することが出来ます。
様々な指標が存在するものの、事業所で実施されるストレスチェックは年1回など、回数は決して多くありません。
何だか疲れているような気がする、というストレスチェックを受けておきたいタイミングではなかなか実施されないのはもどかしいですよね。
ストレスチェックを自分自身で行う方法は簡単です。
実際に行われているストレスチェックのような質問票がインターネットなどで公開されていることがあり、それを利用することによって概ねの精神状態を評価することが出来ます。
実際に人事担当からストレスチェックを課されるときよりも気楽に受けられる反面、自分はこうでなくてはならない、良い社員は弱音を吐かないものだ、などといった自分自身に対するバイアスによって結果がゆがめられてしまう可能性があることも留意しなくてはなりません。
ありのままの気持ちを回答することによって、自分の心の状態を客観的に把握しましょう。
ストレスチェックのバイアスがあることに自分自身が気が付いていない場合、知らず知らずのうちに気を張ってしまっているのかもしれません。
他の人の評価と自分自身の評価が著しく異なった場合、どうして異なるのかを考える前にとりあえず心のクリニックを受診してみる、あるいは産業医の先生に話をしてみましょう。
それが、知らず知らずに疲れていた心の存在に気が付く近道でしょう。
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