過度なストレスがもたらす仕事への悪影響は

長時間による作業や、いろんな人に気を使ったりなど、仕事というのはどうしてもストレスがたまりやすいものです。
ストレスをため込んでも何も問題がなければいいですが、ストレスを解消しないとイライラによって怒りが爆発したり、さまざまな身体の不調を引き起こしたりします。
我慢を続け、ストレスをため込んでも良いことはありません。
過度なストレスがもたらす仕事への悪影響とは、何なのでしょうか。

ストレスがたまっていると、普段どおりの仕事でもより疲れやすくなります。
ストレスがたまっている時に仕事を頼まれると、イライラしながら対応します。
仕事の対応に加え、イライラという感情が大きな負担になり、仕事による疲労感も増大されてしまうのです。
また、ストレスがたまっていると集中力、思考力、意思決定力などの認知機能に悪い影響を及ぼします。
そうなると作業するスピードが遅くなり、仕事の完遂までに多くの時間を要するようになってしまいます。
ストレスが蓄積された状態だと、がんばって仕事をしているのに成果が上がりづらく、そして余計にストレスがたまるという悪環境に陥ってしまうでしょう。

職場のストレスを抱えている人が身体に最初に現れるものに、不眠症があります。
ストレスや悩みを抱えていると、嫌なことばかり考えてしまい、入眠の妨げになります。
また、ストレスによって良質な睡眠が妨げられ、眠ってもストレスや疲れがとれないということになってしまうのです。
不眠症が続けば、うつ病になってしまう可能性もあります。
眠れない日が続く、寝ても体がだるい、それは仕事でストレスがたまっている証拠かもしれません。